なぜスーパーでは同じ商品でも容量が違う?価格比較が難しい理由
500mLと600mL、同じ商品でも容量が違うと表示価格だけでは比較できません。容量・個数・重量など、商品によって異なる「比較の基準」について説明します。
スーパーやドラッグストアの棚には、同じような商品なのに容量が違うものが並んでいます。500mL、600mL、1L、2L。パッケージの見た目が似ていると、価格だけで比べてしまいがちですが、それでは正しい比較になりません。
容量が違うと、表示価格だけでは比較できない
例えば、次の2つの商品があったとします。
| 容量 | 価格(例) |
|---|---|
| 500mL | 150円 |
| 600mL | 168円 |
表示価格だけを見ると600mLの商品の方が高く見えますが、1mLあたりの価格で計算すると、500mLは0.3円/mL、600mLは0.28円/mLとなり、実際には600mLの方が単価は安いことになります(価格は説明のための例です)。
この差は、トイレットペーパーやティッシュ、洗剤、飲料水、食品など、容量や個数のバリエーションが多い商品ほど起こりやすくなります。
商品によって「比較すべき基準」が違う
単価を計算するといっても、何を基準にするかは商品によって異なります。
- 飲料水・洗剤など:内容量(mL・L)
- ティッシュ・紙おむつなど:枚数
- トイレットペーパー:長さ(m)
- 食品など:重量(g・kg)
- まとめ買い商品:個数
基準を揃えずに比較すると、「安く見える」だけの商品を選んでしまうことがあります。ティッシュを例にすると、次のようになります(価格・枚数は説明のための例です)。
| 商品 | 価格 | 枚数 | 単価 |
|---|---|---|---|
| C:5箱パック | 598円 | 400枚×5箱=2,000枚 | 約0.30円/枚 |
| D:1箱 | 158円 | 320枚 | 約0.49円/枚 |
1箱あたりの価格ではDの方が安く見えますが、1枚あたりの単価で比べるとCの方が安くなります。まとめ買い商品と単品が並んでいる場合、箱数や個数ではなく「枚数あたり」で見る必要があります。
よくある疑問
なぜメーカーは容量をいくつも分けて売っているのか
持ち運びやすさ、置き場所、使い切れる量など、容量を分けること自体には理由があります。小容量の方が単価は高くなりがちですが、それは「割高」というより「少量向けの価格設定」であることが多く、必ずしも不当というわけではありません。大事なのは、自分の使う量に対してどちらが得かを単価で確認できることです。
セール品やクーポン適用後の価格でも同じように比較できる?
単価の考え方自体はセール価格にもそのまま使えます。ただし表示価格が変動するため、比較する際はセール後の価格・クーポン適用後の価格を使って単価を計算し直す必要があります。
大事なのは、比較可能な単位に揃えること
価格を比べるときに本当に必要なのは、値札の数字を比べることではなく、同じ単位に揃えて比べることです。1Atariは、Amazon.co.jpで販売されている商品の価格と内容量から単価を自動計算し、この「揃える」作業を代わりに行います。
1Atariでは、商品を検索すると内容量から計算した単価を確認できます。
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