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Amazon商品を、単価の安い順に比較

容量が違っても、1Lあたり・1個あたりなどにそろえて、安い順に並べます。

単価比較には「3つの世代」がある

価格の比較は「店頭価格を見る」から「容量で比較する」、そして「単価で比較する」へと進んできました。1Atariが整理した単価比較の3つの世代と、単価表示にこだわる理由を説明します。

1Atariでは、自由に単語を入れて、商品の単価を比べられます。この記事は、1Atariのシステムを活用して、実際の商品の単価を比べた内容です。ページ下の検索ボックスから、気になる商品を自分でも比べられます。

(更新:) ・ 執筆:運営者

Amazonで炭酸水を箱買いするとき、1,680円と1,980円が並んでいれば、どちらが安いかはすぐに分かります。

でも、それだけでは実は何も分かっていません。500mL×24本、500mL×48本、350mL×24本のように本数や容量が違う商品が並ぶと、数字だけ見て安い方を選びそうになりますが、内容量が違えば話はまったく変わってきます。

1Atariでは、単価比較の方法を3つの世代に分けて考えています。これは業界で決まった分類ではなく、単価まわりのツールやサービスを調べる中で、1Atariが整理した見方です。

価格を容量で割ればいい。最初はそれくらいに考えていました。ただ、実際に単価まわりのことを調べたり作ったりしているうちに、単価の見方にはいくつかの段階があることに気づいていきました。

第一世代:単価を「計算する」

最初に見つけたのは、価格と容量を入力すると単価を計算してくれるツールでした。例えばシャンプーでは、docchyのように、価格と容量を入力すると1mLあたりの単価を出してくれるものがあります。

単価という考え方自体はすでにある。正直、最初はそれで十分だと思っていました。ただ、商品ごとに価格と容量を自分で調べて入力する手間は残ります。1つの商品を計算するだけならいいのですが、何個も比べようとすると、この手間が地味にこたえます。

第二世代:商品を単価で「比較する」

次に見つけたのは、あらかじめ用意された商品群を、単価が計算された状態で比較できるサービスでした。紙おむつでは、Hula-Laのように、1枚あたりの価格を商品ごとに算出し、比較できるものがあります。

自分で計算しなくていい。これは明らかに便利でした。ただ、実際に使ってみると、いくつか気づく点がありました。

情報を増やせば増やすほど比較しやすくなるはずだ、と最初は思っていました。ところが実際は逆で、条件を増やすほど「結局どれが得なのか」が見えにくくなる場面がありました。そこで、1Atariを作るときは「何を比較に含めて、何を捨てるか」を先に考えることにしました。

第三世代:商品を検索すると、単価で「横断比較できる」

1Atariで採用したのは、自分が検索した商品をその場で単価比較する形です。あらかじめ用意された商品群ではなく、検索結果そのものを対象にします。

例えば、Amazonで「炭酸水」と検索すると、500mL×24本、500mL×48本、350mL×24本のように、本数も容量もバラバラな商品が並びます。1Atariはこれらの内容量を1L単位に揃え、価格を割って1Lあたりの単価を自動計算し、同じ基準で並べ直します。

カテゴリー比較する単位
トイレットペーパー1mあたり
ティッシュ1枚あたり
紙おむつ1枚あたり
ミネラルウォーター1Lあたり

いずれもロール数・枚数・本数・セット数が商品によって異なり、表示価格だけでは比較しにくいカテゴリーです。ここでの比較結果は、あらかじめ整理しておいた商品データをもとに、単価を計算してページ上に並べているだけです。仕組みとしては大がかりなものではなく、データを取得し直すたびに、同じ計算をやり直しているだけです。

現在の比較サービス

上の3つの世代は、1Atariが価格比較サービスの進化を理解するために便宜的に分けたものです。特定のサービスをどれかの世代に割り当てるものではありません。現在の比較サービスには、複数ECの商品を横断して比較するサービスもあります。公式サイトに書かれている内容を、簡単に紹介します。

これらと1Atariは、優劣ではなく役割が違います。PriceHuntは複数のECを横断し、価格・送料・ポイント・クーポンなどを含めた実質価格を比べるサービスです。1Atariはひとつのお店(Amazon)に絞り、容量・数量などが違う商品を、共通の単位あたりの単価に揃えて比べます。

現在の価格比較では、価格を探すだけでなく、商品情報そのものを読み取り、比較できる数字に揃えることも重要になっています。1Atariでは、そのために独自の商品情報解析エンジンを開発しています。仕組みは「1Atariの商品情報解析エンジンは、どうやって単価を揃えているのか」で説明しています。

Amazonに対象を限定している理由

1Atariは現在、比較対象をAmazon.co.jpに限定しています。「Amazonが常に最安だから」ではなく、比較条件を揃え、単価そのものを比較しやすくするための判断です。

楽天市場やYahoo!ショッピングなど複数のECサイトを横断すると、商品価格だけでなく、送料、送料無料になる条件、ポイント、セール、販売者、定期購入の条件などが商品ごとに異なり、単純な価格比較が難しくなります。第二世代のサービスを見ていて感じた「情報が増えるほど比較しにくくなる」問題を、また繰り返したくありませんでした。だから今はAmazon.co.jpに絞り、条件のばらつきを抑えています。

ここまでの整理

自分で計算する。用意された商品で比較する。検索した商品を比較する。単価の見方は、この3つの段階に整理できます。どれが優れているというより、それぞれ向いている場面が違います。1つの商品をじっくり見るなら計算で十分ですし、決まった商品群の中で選ぶなら第二世代のやり方で困りません。1Atariが採用したのは、そのときどきで検索した商品を比較したい、という場面向けの3つ目の考え方です。

単価比較で迷いやすい点

単価が同じなら、どちらを選んでも同じ?

単価が同じであれば、価格面での有利不利はありません。そこから先は、必要な量や保管スペース、使い切れるかどうかといった、単価以外の条件で選ぶことになります。

送料は単価に入る?

入っていません。単価は商品の価格と内容量から計算しているだけで、送料や配送条件までは含めていません。この点は今後の課題としても認識しています。

容量が違う商品を、本当に比べていいの?

比べていいというより、比べるために単位を揃えています。500mLと2Lをそのまま比べることに意味はありませんが、どちらも1Lあたりの価格に直せば、同じ土俵で比較できます。

単価は常に正確に計算できる?

内容量の表記が「200m×6ロール」のようにはっきりしている商品は計算しやすい一方、セット内容が複雑だったり内容量の記載が曖昧だったりする商品では、単価の算出が難しい場合もあります。1Atariでは、内容量が確認できた商品のみ単価を表示しています。

1Atariでは、商品を検索すると内容量から計算した単価を確認できます。気になる商品を検索してみてください。