まとめ買いは本当に安い?大容量・ケース買いで単価が逆転する5つのパターン
大容量やケース買いは1個あたりが安くなりやすい一方、セール・送料・ポイント・使い切れない分で逆転することがあります。「(価格+送料−ポイント)÷使い切れる量」で実際の単価を出す方法と、逆転しやすい5つのパターンを、仮の数字で説明します。
1Atariでは、自由に単語を入れて、商品の単価を比べられます。この記事は、1Atariのシステムを活用して、実際の商品の単価を比べた内容です。ページ下の検索ボックスから、気になる商品を自分でも比べられます。
大容量やケース買いは、一般に1個あたり・1Lあたりの単価が安くなりやすい買い方です。ただし、セール・送料・ポイント・使い切れない分を入れると、小さいサイズのほうが安くなることがあります。逆転しやすい5つのパターンと、実際の単価の出し方を説明します。
※この記事の金額・内容量は、計算の説明のための仮の数字です。実在の商品の価格ではありません。
まずは「総量あたり」で比べる
まとめ買いが安いかどうかは、パックの値段ではなく、価格 ÷ 総量で出した単価で比べます。総量は「1つあたりの量 × 個数」です。計算の基本は単価の計算方法で説明しています。そのうえで、次の5つに当てはまらないかを確かめます。
パターン1:小さいサイズだけがセールになっている
セールや値引きは、サイズごとに別々に行われることがよくあります。
| 商品 | 価格 | 内容量 | 100gあたり |
|---|---|---|---|
| 詰め替え(小)※セール中 | 298円 | 400g | 74.5円 |
| 詰め替え(大) | 798円 | 1,000g | 79.8円 |
ふだんは大きいほうが安くても、セール中は小さいサイズが逆転することがあります。「いつも大きいほうを買う」と決めず、買うときに単価を見直します。
パターン2:大容量のほうが割高に値付けされている
「大きいほど安い」は傾向であって、決まりではありません。商品によっては、大容量のほうが単価の高い値付けになっていることがあります。実際の商品で、マウスウォッシュの8サイズを比べると、いちばん大きいサイズがいちばん安いわけではありませんでした(マウスウォッシュは大容量が安いとは限らない)。
パターン3:送料が単価を押し上げる
通販では、送料も支払う金額の一部です。単価は(価格 + 送料)÷ 総量で比べます。
| 買い方 | 価格 | 送料 | 総量 | 送料込みの1Lあたり |
|---|---|---|---|---|
| A:2L×6本(1ケース) | 680円 | 無料 | 12L | 約56.7円 |
| B:2L×12本(2ケース) | 1,200円 | 400円 | 24L | 約66.7円 |
送料を入れなければ、Bは1Lあたり50円でAより安く見えます。送料を入れると、1ケースのAのほうが安くなります。
パターン4:ポイント還元・クーポンの差
ポイント還元やクーポンがある場合、実際に払う金額は価格 − 還元されるポイント(値引き)です。
- 大容量:2kgで1,800円、還元なし → 1kgあたり900円
- 小容量:1kgで1,000円、150ポイント還元 → 実質850円 → 1kgあたり850円
ポイントを差し引くと、小容量のほうが安くなります。ただし、ポイントは次の買い物で使える場合にだけ値引きと同じ価値になります。使う予定のないポイントは、差し引かずに比べます。
パターン5:使い切れずに余る・傷む
まとめ買いで余った分を捨てたり、品質が落ちて使えなくなったりすると、その分は払っても使えなかった量です。単価は支払った金額 ÷ 実際に使い切れる量で考えます。
| 買い方 | 価格 | 使い切れる量 | 使い切れる量あたり |
|---|---|---|---|
| お米 10kg | 4,000円 | 8kg(2kgは風味が落ちて使えなかった場合) | 500円/kg |
| お米 5kg | 2,250円 | 5kg | 450円/kg |
表示上は10kgが1kgあたり400円で安くても、使い切れなければ5kgのほうが安くなります。次のような商品は、余りやすさに注意します。
- お米:精米後は時間がたつと風味が落ちやすい(5kgと10kgの比べ方)。
- おむつ:サイズアウトで余ることがある(新生児用おむつのまとめ買い)。
- 粉末洗剤:湿気で固まりやすい。
- 水・飲み物:賞味期限がある。備蓄する場合は、飲みながら買い足す方法もあります。
まとめ買いしてよいかの判断手順
- パックの値段ではなく、総量あたりの単価で比べる。
- 通販なら送料を足し、使う予定のあるポイント・クーポンを引く。
- 期限や劣化、サイズアウトを考えて、使い切れる量で割り直す。
- 最後に、置き場所と持ち運び(重さ)に無理がないかを確認する。
1Atariで比べる
1Atariでは、セット数や容量が違う商品を、総量あたりの単価の安い順に並べています。ミネラルウォーター・トイレットペーパー・洗濯洗剤・お米などのページで、取得時点の実際の商品を比べられます。2つの商品を自分で比べるときは、送料やポイントを差し引いた価格を単価計算ツールに入れると、実際の単価で比べられます。
よくある質問
まとめ買いはいつも安いのですか?
多くの商品で単価が下がりやすいのは確かですが、いつもではありません。セール、値付け、送料、ポイント、使い切れない分で逆転することがあります。
送料はどう計算に入れますか?
商品の価格に送料を足してから、総量で割ります。ほかの商品と一緒に買って送料が無料になる場合は、送料を足さずに比べます。
ポイント還元は単価から引いてもよいですか?
次の買い物で確実に使うポイントなら、値引きと同じと考えて引いてかまいません。使う予定がない、期限が短いポイントは、引かずに比べるほうが安全です。
1Atariでは、商品を検索すると内容量から計算した単価を確認できます。気になる商品を検索してみてください。